2015年2月11日水曜日

激走穴馬として京都金杯で本命に選んだマイネルメリエンダはもくろみ通りの3着に好走し好配当を演出した。その次戦となった東京新聞杯では好走できないと思い消すに至ったが、それはなぜか。

やや重の馬場で好走していることから雨が降ったことはマイネルメリエンダにとってプラスだったことは競走成績を見れば分かる。しかし、そのプラス要素さえもアルファにならない根本的に消すべき要素が存在していたのだ。

穴馬を特定するにあたりレース分析は欠かせないものである。基本的なコース分析から始まり、次第にラップタイムや馬場・騎手などの要素を織り交ぜながらどういうレースだったのかを明確にしていく。

この作業は実に骨の折れる作業で、特に今の差がつかない競馬では馬券効率を上げるには必須である。こういった細かい作業で基本的な競走馬能力の序列が決まっていく。

逆に予想では、この基本的な序列に馬場・騎手・展開などのファクターを絡ませて穴馬を特定していくことになる。

ほとんどの人は週末のあいた時間で競馬新聞を読みながら感覚的に予想するが、私を始めとする神算鬼謀に在籍するトップクラスの馬券師は穴馬でも大枚勝負できるぐらいレース分析に時間をかけている。

そういった分析からマイネルメリエンダの特性を理解し消すに至ったのである。詳細は会員向けのみ発表する規定なのでここでは書けないが、穴馬の出現ポイントが分かれば後は引っかかるのを待つのみ。

こういった事前の仕込みが穴馬の特定に繋がっていく。

孫子いわく、「戦う前に勝敗は予測できる」と説いている。

見込みが多い者は勝ち、少ない者は負ける。まして見込みが全く無いとなっては、お話にならない。私がこうした計測に従って戦いの行方を見れば、もう勝ち負けは見えている。

本命にしろ穴馬にしろ馬券で勝とうと思うなら揺るぎない実力を手に入れるしかない。自分の見立てが勝算なのか妄想なのか、まずは自分を疑うことから全ては始まる。

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