2015年2月11日水曜日

馬券で勝ち続けられる人はどれだけいるだろうか。神算鬼謀のように7年以上となると1万人に1人いるかどうかだろう。そういった勝者ほど精神論にこだわりを見せる傾向があることに気が付いた。

馬券でなくてもスポーツのトップアスリートがメディアのインタビューで技術面を語ることはまずない。手の内を知られたくないということもあるだろうが、多くは実践していることが正しいか半信半疑ということがあり、おかしな批判されて心身のリズムを崩されたくないのが大きいという。

自分を大きく見せたがる批評家はいつの時代でも邪魔な存在である。

こういった勝ち組は、技術面において他のお手本とするべきものがなく先駆者として開拓の道を歩まなければならない。過去のトッププレイヤーがしてきたノウハウが明らかになれば、それは出来て当たり前のことになり、他者より先を行くには自分で更なる進化を遂げる必要性が迫られてくるからだ。

そのような状況において何が大切になるだろうか?

それは、何があっても「自分を信じる」ことを基本とした精神論である。いま自分のやっていることが正しいと思うことで新たな技術習得のチャンスが生まれてくる。もちろん根本的に論理が間違っていて収穫なしで終わることも多いだろう。しかし、そこで諦めてしまえば試合終了なのは安西先生が仰ってる通りだ。

状況は刻々と変化しており、何かのテストのようにこれをやっておけば万全ということはない。常に自分自身が進化することが求められてくる。そして勝ち続けるために自分にムチを打ちつつ悪戦苦闘しながら進化しなくてはならない。

多くの人が馬券で負けるのは根本的な部分で自分を信じていないからである。

これが正しいのことなのかが分からず、その判断さえも分からない。こういった人が優秀な人に技術を教えてもらったとしても大成することは難しい。なぜなら自信のない人はすぐに諦めるからだ。

なんのジャンルにせよ勝者になりたかったら、まず自分自身を信じることから始めなければならない。1000万円を失おうが自分ができると思って行動する人は勝者としての強さを持ち続け不可能を可能にしていくだろう。

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